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【解決】photoshopをアップデート後、グリッドが重い場合の対処法

先日、iMacのphotoshop 2020(21.1.3) →photoshop 2021( 22.2.0)へアップデートしてから、グリッドを出した状態での作業で動作が重い&遅延をするようになってしまいました。同じような症状でお困りの方へカンタンな解決法を1つ記載しておこうと思います。

 

私の場合の症状としては、拡大縮小率100%以内での作業は快適にできるのですが100%以上拡大しようとすると急に動作がカタカタガクガク重くなるといった具合でした。

 

結論から言うと、「グリッド線数を減らす」です。

 


「photoshop」 > 「環境設定」 > 「ガイド・グリッド・スライス…」を開く

 

環境設定画面

 

 


1.「photoshop」 > 「環境設定」 > 「ガイド・グリッド・スライス…」を開く

下記のように「グリッド数:10px」「分割数:10」というのは10pxを10分割している(1pxごとに線を引いている)ためグリッド線数が一番多い。この設定をしている場合はグリッド線数を減らす必要がある。

 

分割数10の画面

分割数10の説明

 

 


2.「分割数:2」に下げて動作を確認してみる

「グリッド数:10px」「分割数:2」というのは10pxを2分割している(5pxごとに線を引いている)ため上記よりもグリッド線数はだいぶ削減できる。

※設定を保存したらPhotoshopを再起動させて確認。

 

分割数2の画面

分割数2のイメージ

 

 


3.「分割数:1」に下げて動作を確認してみる

手順2の設定でも動作が遅延&重い場合はこの設定でさらにグリッド線数を減らす。「グリッド数:10px」「分割数:1」というのは10pxを1分割している(=分割せず10pxごとに線を引いている)ためグリッド線数はさらに削減できる。

※設定を保存したらPhotoshopを再起動させて確認。

 

分割数1の画面

分割数1のイメージ

 

 

 

このようにグリッド線数を少しずつ減らしながら動作を確認して調整すると良いかと思います。確実に動作が軽くなるかは各々の環境によるものもあるかとは思いますが、一つのやり方としてご参考にして頂ければと思います。

ではごきげんよう。